こんにちは♩
先日、コントラバスのリサイタルに行ってまいりました。
わたしはヴィオラ奏者なのでコントラバス単体の(ピアノ伴奏付き)リサイタルは初めてでかなり新鮮でした!!
石川滋さん
日本を代表するコントラバス奏者です。
サイトウキネンオーケストラにも出ていらっしゃる!
今回のプログラムはコントラバスのために作られた曲をメインに
休憩明けにバッハの無伴奏チェロ組曲が!!!!!
どうやって弾くのじゃろう・・・とドキドキ。
チェロとヴィオラは弦の並びが同じなので、チェロ組曲をヴィオラで弾いたりとかはあるんですけど
コントラバスは全然違う音の配列になっているので、興味津々です!
深い響きとキレ
もう、最初の一音が鳴った瞬間に癒しがブワーーっと押し寄せました。
ピアノをバックにコントラバスの単体の音を味わうって、なんて贅沢な💙
深い深い音色にうっとり。会場が海の底の優しさに包まれるようです💙
そして、当たり前すぎて言及するのも失礼かもなんですが、一音一音のクリアさがすごすぎました。
通常、ヴィオラとコントラバスは少し音の立ち上がり、発音が遅れたりぼやける傾向にあると言われています。
わたしは、ヴィオラの楽譜の中で、低めの音で連符とかくると「音がぼやけるのは仕方ないよね…」って半分くらい思っていたふしがあります。
でも石川さんの演奏を聞いて、
音がぼやけるとか言って
すみませんでしたぁぁぁぁぁ
((スライディング土下座))
ですよ!!笑
心の中で。笑
ヴィオラより何倍もボディが大きくて、弦を押さえるのにも力が何倍も必要なのに
あの軽やかさ、あのキレ。
言い訳は一切出来なくなりました。
練習頑張ります。えぇ
バッハの無伴奏チェロ組曲
チェロの曲をコントラバスで弾くとか可能…?
解放弦使えないやん。どうやって…?
はい。もう物事の前提がそもそも違いました。
石川さんは解放弦を必要としていません。笑
さすがに調性は変えていましたが、めちゃくちゃハイポジションで弾き切っていました。
っていうか、今回のプログラム全てハイポジションだらけ。むしろハイポジションしか使ってない。
調が違うけど、音が高くて滑らかでテンポも軽快だったので、目を瞑って聞いたらチェロと思うんじゃないでしょうか。笑
かっこよかったな〜〜〜痺れました。
石川さんはバッハの無伴奏チェロをコントラバスで演奏することを自身野ライフワークにされているそうですが、
やっぱりバッハって、弾く人を飽きさせないというか、永遠の課題というか、なんか奥が深くて奏者を惹きつけるんだろうなって、素人ながらになんとなく思います。
やっぱり生演奏がすき
時代に逆行しているかもしれないけどね。
やっぱり生演奏に勝るものってないなって。
演奏だけじゃなくて、奏者の放つ雰囲気というか、オーラまで浴びれちゃうからね。
素晴らしい方の演奏会に行くと元気になれる。
アンコールは撮影OKだったので撮らせていただいた石川さん。
めちゃ若い。
こういう歳の重ね方いいなって。
演奏だけじゃなくて、それに付随して色々と考えさせられるので、気をつけながら選びながらも演奏会に足を運べたらと思います。
約1ヶ月後に自身の出演するカルテットの小さい演奏会があるので、そっちも頑張ります🧡
いい刺激もらえました!
ではでは。またっ
愛を込めて♡
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