こんにちは♩
今日はオーケストラのちょっとマニアックな話をします。
ベース、コントラバスとも呼ばれる、弦楽器の中で一番大きい楽器のことを。
知り合いのベースの方が教えてくれたことが、ヴィオラ弾きからはびっくりすること満載だったので、ここに書き記します。😆
5弦ベース
コントラバスや他の弦楽器も、弦は通常4本張ってあります。
が、コントラバスは低い音程が増えた、5弦張ってある楽器もあるのです。
4弦だと、音程が高い順から
G(ソ)
D(レ)
A(ラ)
E(ミ)
ですが、5弦になると
G(ソ)
D(レ)
A(ラ)
E(ミ)
H(シ)←
の低いHが増えます。
ベースのチューニングは4度ずつなので、Hが増えるのが順当と思いきや
曲の中で使われるのはC(ド)が多いため、Hより一音上のCでチューニングすることが多いそう。
そして呼び方もH線(ハーせん)ではなくC線(ツェーせん)と呼ぶらしい。。笑
確かに弦楽器だったらHに合わせるよりCに合わせた方が弾きやすそう。
その人いわく、チェロの最低音のCと合うから、ベースもCで合わせた方が親和性がとれるとも。
逆に吹奏楽の曲をする時はB(シのフラット)に合わせるんだとか。
吹奏楽の演奏のチューニングはBでするし、クラリネットもB管が活躍したりしますもんね。(オケだったらC管が多いかも?)
結局のところ曲によるんだけどね〜って♩
こんな変化のある楽器だったんだってちょっと感動!
ソロセッティング
あともう一つ面白いことを聞きました。
ベースにはソロセッティングなるものがあるそうです。
これは4弦5弦関係なしに、通常のチューニングより長2度高い音程に合わせるそうです。
そのセッティングで通常の楽譜を演奏すると、2度高い演奏になり、
音が明るく聞こえるので、ソロコンサートをされる方などはそうされるんだとか。
そんなことするんだ(笑)
わたしならいつもより2度高い音程が聞こえてきたら混乱しそう(笑)
すごいなぁベース。面白い〜〜〜〜
同じ弦楽器でもそれぞれの事情があるんだなぁと改めて思いましたよ〜〜
不思議
これかなり余談なんですけど、
ベースの通常のチューニングは、音が高い順で
G→D→A→E
です。
ヴァイオリンのチューニングは
E→A→D→G
なんです。
気がつきました?逆になってる!!
違う楽器で、音程の間隔も違うのに、こんなリンクあるんや!
ってことが、音楽をやっているとちょこちょこあります。
不思議だな〜って思いながら、そういうのも楽しいですね💕
今日はかなりマニアックなお話にお付き合いいただきありがとうございましたっ!
ではまたねん。
愛を込めて♡
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