それいけ!スポ根オケ部〜序章〜

オーケストラ
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こんにちは♩

 

大学生のとき、オーケストラ部に所属していました。大学は音楽系ではない普通の大学で、アマチュアの部活動としてのオーケストラ活動です。

オーケストラはよく吹奏楽とごっちゃにされますが、厳密には違って、管楽器+弦楽器で構成されています。

 

わたしは5歳からピアノを習っていましたが、弦楽器は弾いたことがなくて、憧れがありました。

 

入部して担当した楽器は「ヴィオラ」です。

バイオリンより少し大きくて、低い音が出ます。

でも、弾き方はバイオリンのように肩に乗せて演奏します。

渋くて面白い楽器ですよ♩

 

入部したきっかけ

 

大学って学業以外には「楽しくサークル活動する」ってイメージがありますよね。何個か掛け持ちしたり。

 

当初はわたしもサークルに入ろうかと思っていました。キャンプとかスポーツ系とか面白そう♡って。

 

そんな中、オーケストラ部の練習見学に行きます。実際の演奏会に向けてしている練習の見学です。

 

しかも、遠くからとかじゃなくて「好きな場所に座っていいよ♩」と言ってもらい、なんとなく興味のあったヴィオラの近くへ。

 

 

もうね、オーケストラの最初の一音が鳴った時、一瞬で引き込まれてしまいました。

 

いろんな楽器の音が聞こえて、溢れて、めちゃくちゃ興奮したのを、今でも鮮明に覚えています。

 

曲はチャイコフスキーの交響曲第1番「冬の日の幻想」

Tschaikowsky: 1. Sinfonie (»Winterträume«) ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Paavo Järvi

 

冒頭の微かな弦楽器が、ある冬の日に雪がハラハラと舞っているかのような感じがしませんか?

 

チャイコフスキーはロシアの作曲家で、バレエ音楽が有名です。

彼の音楽は、聞くと頭の中に情景などの絵が浮かんでくる曲が多いので、それも良かったのかもしれません。

 

なんせ、もう、オーケストラ部に「入部する」ことは自分の中で決まってしまいました。

あまり他のサークルも見ずに、すぐに入部届を出しました。

 

どの楽器にする?

 

管楽器は初めから眼中になくて、弦楽器にしようと思っており、

バイオリン・ヴィオラ・チェロ・コントラバス、全て弾かせてもらい、「やっぱりヴィオラの渋くて落ち着いた音が好みだな」ということで、第一希望をヴィオラで出しました。

第三希望まで書けて、②チェロ→③バイオリンで出したと記憶しています。

 

そして、無事ヴィオラに配属になりました。

って、就職みたいな書き方してますが、けっこうその感覚に近いです笑。

 

どんな雰囲気の部活だった?

 

オーケストラ部とひとくちに言っても、大学によって雰囲気は様々です。

わたしの入っていた大学のオーケストラ部は、昔は楽器経験者も多く入部していたようですが、そもそもの学生の部活動離れ(サークルに入ったり)もあり、部員が減っている頃でした。

そのため「初心者大歓迎」で間口が広かったです。先輩も初心者で入部されて活躍している方も多く、アットホームな雰囲気でした。

 

入部した時は思いつきませんでしたが、自分がいる大学の部活が嫌だったら他大学の部活に入ってもいいわけです。

(実際にオーケストラ部がない大学の学生が、うちの部活に入っていました。)

 

もっと上手なところのオーケストラ部に入ったりね。

 

わたしの入った部活はお世辞にも上手とは言えなかったです。でも、初心者で入るなら経験者がたくさんいるのも心強いけど、多少下手なオケの方が活躍の余地があって、楽しいんじゃないかな〜と個人的には思います。

 

あんまり部員が少ないと、それはそれで運営が大変になってくるので難しいバランスなんですけどね😅

 

同期は15人いて、そのうち経験者は4人でした。

全体の部員が少ないので、入部して1年も経たないうちから曲のトップ奏者をしたりして、なかなかハードな時期もありましたが、みんな生え抜き叩き上げ的な感じで、メキメキ上手になっていきました笑。

先輩の影に隠れて・・・なんてとんでもなく、人が少ないのでバシバシいろんなポジションをさせられる(言い方が悪い笑)から度胸もつきますしね。

 

とはいえ、入部した頃は部活の状況なんて知らないので、ドキドキしながら活動が始まるのを待っていました。

 

1回生が部活に参加し出すのは、新歓が終わって5月のGW明けくらいからです。

 

「早くはじまらないかな〜。早く上手くなりたい!」と息巻いていて、かなり楽しみにしていました。

 

が、現実はそう甘くなかったのです。

 

 

続きます。

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