こんにちは♩
前回、初合わせで3音しか弾けなかった話を書きました。その続きです。
3音しか弾けなかった。でも。
そう、初合わせで弾けたのは、たったの3音。ショック・・・
でも初合わせまでに何にもしていなかったわけではありません。
全ての楽譜を”読んで”はいました。(弾けないけど。)
ひととおり楽譜を見て、歌えるようにはしていたのです。
(この「弾けないけど、楽譜を歌える」っていうのは後々も役立ちます。)
初合わせは全体合奏なので、自分のパートだけでなく、メロディ楽器などが全員集合です。いわば曲の全体像を聞けたわけです。
曲(の主にメロディ)を聞きながら、頭の中で自分のパートを歌っていたので、ヴィオラの役割がなんとなく分かりました。
「このメロディの下で、ヴィオラは長い音符で伴奏しているな〜」という感じで。
曲の流れと、ヴィオラの役割が分かったのは大きかったです。
もうひとつ良かったことは、単純に弾き方が分かったこと。
先輩の隣に座ったことで、先輩が弾いてる様子を近くで見ることができました。
「スラー(音を繋げてなめらかに弾く)ってあんな風に弾くんだ…!」と観察観察。
ヴィオラはピアノと音符の描かれ方は違いますが、指示記号(大きく小さくとか表現するための記号)は特殊なものを除いてほぼ同じです。
だからスラーが描かれていたら意味は分かります。
でも楽器の形状があまりに違いすぎて、弾き方が分からなかったのです。
少し掴んだ
曲が分かった+弾き方が少し分かった
ことで、方向性が少し見えた気がしました。
見えたらあとは頑張るだけです。
この後必死に練習しました。
初合わせは3音だったけど、学内発表会では全ての音符を弾くことができました。
この時の自分の演奏は「ただ音を鳴らしている」状態だったけど、できることが増えていくのが嬉しくて嬉しくて、練習日が楽しみに。
成長が実感できるとモチベーションも上がりますよね。
冬の定期演奏会に向けて
7月の学内発表会が終わったら8月の1ヶ間はオフ期間で、9月からまた12月の定期演奏会(定演)に向けて練習が始まります。
1回生にとっては初の公の演奏会です。
定演の曲の初合わせは9月…ということは、8月中にだいたい譜読みをしとかないといけません。
休む間は、ない。笑
どの曲に乗る?
※曲に出演することをオケ用語で”乗る”といいます。
わたしの大学の年2回の演奏会のプログラムは3曲構成でした。
・オープニング→5〜10分程度の軽めの曲
・中プロ→10〜20分程度の曲
・メイン→交響曲1曲 30〜40分程度だが長い曲は1時間を超えたりもする
こんな感じです。
弦楽器の初心者はだいたいオープニングの1曲乗りで、経験者ならオープニング+中プロか、オープニング+メインのどちらかで、パートの方針と本人の技術によって決まります。
わたしは・・・
オープニングと中プロの2曲乗せてもらえることに!
決める前に先輩方から打診がありました。
「本当は初心者はオープニングだけなんだけど、中プロも乗ってもらおうと思ってる。だけど負担が大きくなるので、どうしますか?」と。
もうやりたがりなので即答で「乗ります!!!」でした。笑
その時は、中プロの曲がどんな曲か知らずに、即答していました。
そう、どんな曲か知らずに・・・笑
続きます。
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