それいけ!スポ根オケ部4〜新たな課題〜

オーケストラ
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こんにちは♩

 

冬の定演で2曲乗ることが決まった話をしました。

その続きです。

 

 

シリーズになっています→

 

中プロの曲は

 

チャイコフスキー作曲「イタリア奇想曲」

 

分かる人には分かる、もう学内発表会のポップスやジブリの曲とは五段も十段もハードルが上がりました。

 

チャイコフスキーはロシアの作曲家で、イタリア旅行した時に出会った風景や、民族音楽にインスピレーションを受けて、この曲を作曲しました。

 

チャイコフスキーがパトロンのフォン・メック夫人に宛てた手紙

私は数日前から、民謡の旋律を基にして『イタリア奇想曲』のスケッチを書き始めました。

この曲は輝かしい未来を持つであろうと思います。これらの旋律の一部は出版されている民謡集から拾い出したものであり、一部は街を歩いている時に私自身の耳で聴いたものです。

— 1880年1月4日付けの手紙より

Wikipediaより

 

 

 

とっても華やかなんだけど、どこか暗い。この曲を初めて聞いた時の印象です。

 

イタリアって底抜けに明るい感じがしません?

 

「ボンジョーーーールノ〜〜!!☀️☀️」と(笑)

 

この曲もイタリアの明るい要素は取り入れられているんだけど、どこか鬱屈と暗い・・・ロシア人が作ったなって分かる。またそこが面白い曲でもあるんですけどね。

そしてチャイコフスキーの曲の中ならかなり明るい部類だと思います。笑

 

チャイコフスキー/イタリア奇想曲

 

 

 

て、曲の紹介はこんくらいにして、話を続けます。

 

 

同じ轍は踏まない

 

さあ、9月に入ったら初合わせです。

 

二度と同じ轍は踏まない!!!!そう決意していたので、8月にオープニングと中プロの曲は譜読みをなんとか終わらせないといけません。

 

オープニングは5分くらいの軽めの曲だったので、そこまで苦労せず。

 

中プロのイタリア奇想曲は、楽譜をさらい始めてびっくり。「音の数が多い!そして臨時記号多い!」

 

臨時記号はシャープとかフラットとかがついて音程が変更される記号です。

 

多ければ多いほど譜読みに時間がかかって、大変です。

 

その臨時記号が山ほどついていました。

ぎょえーーーー

 

 

この頃はヴィオラの楽譜にまだまだ慣れていなかったので、楽譜の音符の下に「ド」とか「レ」とかいちいち書いていました。じゃないとぱっと読めないんです。

 

でも音数が多くて、臨時記号も多くて、書いていても頭がパンクしそうでした。

 

 

でも、どうにかこうにか、初合わせまでに楽譜をさらい終えます。

 

※オケ用語で、楽譜を練習することを”譜読みする”とも”楽譜をさらう”ともいいます。

 

 

初合わせ。ひえーーー

 

当日。

楽器をかまえてボー・・・ってなことにはならず笑、なんとかついていくことはできました。

 

「ついていくことはできた。」

 

そうです。またまた予想外のことが。

 

 

速い!!!!テンポが速い!!!

 

文字通り、”ひえーーー”でした。

 

この頃はあんまりYoutubeとか聞いて、楽曲研究とかしていないときで(ていうか聞いてもヴィオラはほぼ聞こえないから聞く気もあまりなかった。)曲の雰囲気は知っていたけど、細かいテンポは把握していなかったのです。

 

この曲、特に後半、こんなに速かったのーーー!?!?

 

頑張ってさらったけど、追いつかないよーーー

 

 

て、思ってたら、初合わせは終わりました。

 

 

汗かきながらついていったけど、練習していた半分も弾けなかった。

 

悔しい。

 

速く弾けるように練習しなければ。

また新たな課題が出てきたのです。

 

 

続きます。

 

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