こんにちは♩
こないだはある指揮者の話をしました。
今日は楽器の話をします。
楽団楽器
なぜうちのオケ部が「初心者大歓迎」か。人数のこともあるのですが、部で所有している楽器があるからです。
楽団楽器とか、学校楽器とか呼び方は様々ですが、要するに自分で楽器を持っていなくても活動ができるということです。
ヴィオラも何台か団で所有しており、それを割り当ててもらって練習していました。
割り当てられた楽器は基本変更されることなく、弦を交換したりメンテナンスしたりは自費で行います。
多くの先輩は、2回生が3回生になったあたりで自分の楽器を買っていました。
4年間、楽団楽器を使う人もいます。
経済状況や、価値観によって様々です。
できることが増えるにつれて
わたしは、二郎先輩に練習の仕方をみっちり教えてもらったこともあり、Tutti(全体合奏)についていけるくらいには弾けるように。
また、さすがに定演の曲を初心者に投げて放置ということはなく、ヴィオラの先輩にも練習を見てもらえる機会が増え、仲良くなっていったので、細かいことも質問できるようになりました。
(講義に出るより部室に足を運ぶ日々・・・)
そして
レベルアップするにつれて
「自分の楽器が欲しい!」
と思うように。
楽器の種類
楽団楽器が悪い楽器だったのか?と聞かれると、そうではなかったです。
確かスズキバイオリンというメーカーのヴィオラでした。
ヤマハも、店舗に行くとヴァイオリンやヴィオラ、チェロを置いてますね。
ただ、ヤマハやスズキの弦楽器は「量産品」が多いです。
量産品の弦楽器は機械で木をプレスして弦楽器の形を作って、それを組み立ててできています。
プレスするので、重たいんですよね。(個人的感想ですが)
量産品の次にくるのが「準量産品」です。(←これは勝手にそう呼んでいます)
こちらは、機械で木をある程度のところまで削り出します。
最初の工程は機械がしますが、最終的な細かい調整を職人さんがして、組み立てる方法です。
量産品より、音質も良いと感じます。
最後に、職人さんのオールハンドメイドがきます。
超有名なものは、やはり「ストラディヴァリウス」ですよね。笑
すべての工程を職人さんの手仕事でされていて、クオリティが高いです。
弾きやすいし、音色や音量の底力も違います。
(弦楽器は値段の上を見ると青天井ですが、楽器屋さんに予算を伝えておくと、その範囲で相談に乗ってもらえます。)
今は機械化が進んで、オールハンドメイドでも作業を機械に任せている部分もあるかも?ですが、大きく分けて3種類だとわたし自身は認識しています。
価格は、だいたい
オールハンドメイド>準量産品>量産品
です。
でもたまに準量産品より量産品の方が高かったり、楽器屋さんの裁量で値段が動いたりするので、この限りではないです。
また、分かりやすく「量産品」などと記載し、機能差も記していますが、それを使うことがハンドメイドの楽器を使うより劣っていることだとも思っていません。
実際、楽団楽器がなければわたしも入部できなかったので・・・
また、準量産品とオールハンドメイドの違いを知ったのは最近なので、当時のわたしは「楽団楽器ではない、自分の楽器が欲しい!」と思っただけで、ここまで細かく認識していたわけではなかったです。
自分の楽器という、相棒的な存在を求めていたのかもしれません。
さて、、でもね、欲しいと思っても楽器屋さんも知りません。つてもありません。
どうする。
そこで、あのちょっとムカつく先輩の登場です。笑
つづきます。
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